木材・鋼材などの単材を、ピン接合で三角形に構成し、その三角形をつなぎ合わせ、組み立てた骨組。三角形を組み合わせた構造は、外力に対する抵抗が強く形が崩れにくい。各単材は軸方向力で外力とつりあい、曲げ・せん断力は生じない。形状によって名称がつけられている。
溶融した亜鉛をめっきした鋼板。耐食性がよい。(亜鉛が鋼の腐食を保護する。)
筋違(すじかい)の入らない骨組みの補強のために、垂直材と水平材の隅角部に入れる斜材。水平荷重(地震・風など)による変形防止に役立つ。
水平に直交する部材間に斜めにかけ渡し、隅を補強するための部材。地震や風などの水平力による、入り隅部の変形を防ぐ。
切妻屋根の妻側の縁端。妻壁から突き出た部分を「けらば」または、「そば軒」といい、この箇所で用いられるたる木を「けらばたる木」、瓦を「けらば瓦」という。
屋根下地の野地板を受ける材。棟木(むなぎ)・母屋(もや)・軒げたに架設する。
寄棟屋根、入母屋屋根(いりもややね)などで、すみ木に取り付けるたる木。
寄棟屋根の隅棟をささえる斜材。
もやげたともいい、棟に平行にかけ渡してたる木をささえる部材。